5月の取り扱いは海外旅行は4ヶ月連続の前年割れ、国内旅行は好調です。
主要旅行業者の旅行取扱状況速報各社別内訳:平成25年5月分(JATA・観光庁)
以下、JATAのコメントです
海外旅行は、対前年同月比で93.9%(4ヶ月連続の減少)となった。一部の旅行会社によると、
中国、韓国方面が引き続き低調とのこと。
外国人旅行は、対前年同月比で149.7%となった。
国内旅行は、対前年同月比で105.3%(4ヶ月連続の増加)となった。
引用以上
国内、海外、インバウンドの合計で取扱額前年比が101.7%でした。
特に海外旅行のボリュームの大きいGWに、中韓問題の影響と曜日配列の問題が重なると
マイナス幅も大きくなったと考えられます。
比較したいのは5月の日本人出国者数ですが、法務局のデータがまだアップされていません。
個別に見ると、海外旅行で前年をクリアしているのは58社中13社です。逆に国内で前年
を割ったのは15社ですが、ほぼ90%台で踏み止まっています。
相変わらず外国人旅行者の取り扱いは伸びが大きく、今年の目標1千万人についても、今の
ところ希望が持てそうです。
アジア各国では、日本からの旅行者が激減した韓国についても発の海外旅行は盛んであり、
ツーリズム全般は好調のように見受けられます。
ひとつ気になるのは、海外旅行のうち、募集型企画旅行(パッケージ)の取扱額は前年比で
93.3%ですから、海外旅行トータルのマイナスに整合するのですが、人数の前年比となる
と82.1%で落ち幅がほぼ△18%です。
これが何を意味するのか、断定は出来ませんが、円安で国内旅行に多数がシフトしたと想像
できます。更に中国、韓国という近場の安い単価が、ミドル、ロングの高額方面に移った結果、
落ち幅が縮まったのではないでしょうか。
いずれにしても旅行会社の砦とも言うべき、募集型企画旅行の取扱人員減は良い傾向では
ありません。
また、伸びが良いインバウンドですが、取り扱い規模で比較したとき、発旅行が58社計で
1千7百億円超なのに対して、84億円。比率では5%に止まります。
もともと海外から入ってくる旅行者で、これを利益に絡むように取り扱うことは大変難しい
訳ですが、ざっくり言って今年1千万人のインバウンドを受け入れたとして、人数的にはアウト
バウンド(2千万人)の半分に相当します。
折角のビジネスチャンスで、しかも旅行客としての来訪です。旅行会社がどのように捕捉
していくのか、もう走りながら考える段階かもしれません。
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