2013年02月07日

トリップアドバイザー「トラベラーズ チョイス(TM) ロマンス 2013」を発表

 トリップアドバイザー「トラベラーズ チョイス(TM) ロマンス 2013」を発表(産経ニュース)

 以下、トリップアドバイザーのHPより

 2013ロマンティックなホテル トップ25 - 世界

 2013ロマンティックなホテル トップ10 - アジア

 <もっと見る>をクリックすると世界各地のトップ10が見られます。

 その他、2012世界各国の観光地トップ10 (例)日本 人気の観光地トップ10

 や、世界中のビーチ、レストランの人気ランキングも見られます。

 冒頭のロマンティックホテル25は、ハネムーンや恋人同士のバカンスに人気
の高いホテルです。世界の口コミですから日本人のみの好みとは一致しないかも
しれません。ですが、同時にこういった口コミから日本人旅行者の価値観が形作
られることもあります。

 旅行会社が情報をリードすることが難しくなった今日、この情報を加工、活用
する方向に戦略を変更することも有効だと思います。

 ボリュームが増えますが、世界のベスト25をコピーします。

 聞いたことのないホテル名が多いとしたら勉強不足かもしれません。

1. アナスタシス アパートメント(ギリシャ/サントリーニ島)
2. ラ ミネルヴァ(イタリア/カプリ島)
3. クランレー ブティック(イギリス/ボウネス オン ウィンダミア)
4. シーダー マナー ホテル(イギリス/ウィンダミア)
5. バロス モルディブ(モルディブ/北マーレ環礁)
6. カーサ デル マール ランカウイ(マレーシア/ランカウイ島)
7. バルデッソノ(アメリカ/ナパバレー)
8. アル マハ デザート リゾート(アラブ首長国連邦/ドバイ)
9. ラヤナ リゾート & スパ(タイ/クラビ)
10. ヴェリガンドゥ アイランド リゾート(モルディブ/北アリ環礁)
11. コンスタンス ムーフシ リゾート モルディブ(モルディブ/南アリ環礁)
12. コア ケア ホテル & リゾート(ハワイ/カウアイ島)
13. レジデンツェ ノスティツォヴァ(チェコ共和国/プラハ)
14. ボスケリス ホテル(イギリス/セント アイブス)
15. ココア アイランド リゾート(モルディブ/南マーレ環礁)
16. リンドス ブル(ギリシャ/ロードス島)
17. クリフ ベイ リゾート ホテル(ポルトガル/マデイラ島)
18. ミリヒ アイランド リゾート(モルディブ/南アリ環礁)
19. トレラスケ ホテル & レストラン(イギリス/ルーアン)
20. ヘルンシュロッシェン(ドイツ/ローデンブルグ)
21. メゾン ラ ミネルヴェッタ(イタリア/ソレント)
22. ジ オールド レクトリー ホテル(イギリス/デボン)
23. パシフィック リゾート アイツタキ (クック諸島/アイタツキ)
24. シェリーズ(イギリス/リンマウス)
25. セント レジス ボラボラ リゾート(フランス領ポリネシア/ボラボラ島)

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2013年01月07日

介護旅行の「あ・える倶楽部」

 本日のニュースからです。

 「あ・える倶楽部」をご存知でしょうか。週間ポスト1/18号のウェブ版です。

 誰もが敬遠していた「介護旅行」取扱件数が前年同月比1.4倍増

 もともとは福島の介護サービスの、株式会社エス・ピー・アイという会社が
旅行業として渋谷に拠点を置いたものです。

 「あ・える倶楽部」

 沿革を見ると、介護旅行に関しては20年近い歴史と実績があります。

 週間ポストの記事タイトルにもあるように、”誰もが敬遠していた”という介護
旅行です。

 ****************以下引用******************

 話は1980年代半ばに遡る。大手旅行代理店に勤務の篠塚恭一は、ツアー客ととも
にスペインの田舎町にいたとき、家族との旅行を楽しむ高齢の女性が何気ない言葉を
発した。

「自分でスーツケースを持てなくなったら、旅行するのはやめにしようと思っているの」

      (中略)

 旅を優先したい高齢のツアー客は免税手続きをしなかったが、何組かは手続きを申請。
全員が待たされることになった。そのとき、70代の夫婦が篠塚にもらした言葉が決定打
になる。

「私たちには時間が残り少ないんだ」──。

 高齢者の旅には「また来よう」「今回はいいや」はない。元気で旅慣れた高齢者もいつ
かは足腰が弱くなってくる。そうなっても旅を諦めてほしくない。車椅子や介護が必要な
人でも旅をしたいに違いない。

 ****************引用以上******************

 寡聞にしてこのサービスや会社について、私は知りませんでした。

 先にリュウマチ患者のヨーロッパ旅行の件に触れましたが、本件も然り、大変な手間が
かかる企画だと思います。添乗員は介護の有資格者でなければならないでしょうし、介護
対象も多岐にわたるでしょう。

 元大手旅行会社勤務からの起業のようですが、「本人が行きたいところへ、どうやった
ら行けるか考える」毎日が始まった・・・とあります。 


 二つ感じることがありました。

 ひとつ目

 旅行業界で働いていると、何かしらお客様の為になった、感謝された、という嬉しい
記憶があると思います。初めての地を訪れる時の、お客様の嬉々とした笑顔に疲れを忘れ
たことも思い出します。

 そこで得たものや、働き続ける理由、もっと言えば業界に就職した理由がこういった
感動を期待したものであった方も多いと思います。

 ふたつ目

 Eコマースとかデジタルとか、ビジネス環境に先走った記事を多く書いていますが、
足元を見ることを忘れていたような反省があります。

 収支は合わなければなりませんが、同時に会社の社会的責任や貢献、世の中の役に
立つ、という意味でも素晴らしいビジネスモデルだと思います。

 20年もお客様のことを考え続け、ノウハウを蓄積している訳ですから、一般の
旅行会社が容易に参入することはできないと感じます。逆に介護サービスの会社が
旅行業に参入するほうがスムースかもしれません。基本理念が介護を向いているから
です。

 このような介護マーケットは、今後どんどん大きくなるでしょうし、14兆円と
言われる個人資産を当て込むサービスも新たに派生なり誕生すると思われます。

 今回、サービス業の基本にある、ホスピタリティとビジネスの関係を、改めて考え
させられました。

 本件、テレビ東京、村上龍の「カンブリア宮殿」で紹介されたようです。バックナ
ンバーが上手く見られないのですが、概要のURLです。

 年を取っても旅したい!不可能を可能にする、高齢化時代の旅行のプロ

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2012年12月13日

Google、2012年の旅行キーワードの検索動向を発表

 Google、2012年の旅行キーワードの検索動向を発表

 マイナビの記事ですが、URLからランキングの表をアップロードします。 ↓

旅行関連全体、国内ディスティネーション.png旅行形態、急上昇.png

 (引用)旅行系キーワードのボリュームは前年比で15%増

 ランキングデータを見ると、東京スカイツリー開業や、流れまくったLCCの
 ニュースを思い出せば、検索は増えたはずだと思います。

 (引用)利用端末はPCが約6割、スマートフォンが約3割、フィーチャフォンが
 約1割となっている。タブレット端末は、まだ普及段階のため約3%。

 フィーチャフォンというのはいわゆる携帯です。日本のガラケーのことです。
先日、ネットショップ担当者フォーラムというセミナーに出席したときの事ですが、
今、どの企業も自社サイトのスマホ版の構築に力を入れているとの話でした。

 確かに、スマホが普及し始めてから3年程ですが、既に3割のシェアを占めています。
タブレットもiPadミニやNexus7の発売で、今後増えるでしょう。
 
 逆に携帯からのアクセスは1割と、少ないです。スマホが出るまでは10年程はEC
では携帯サイトが主戦場でした。

 利用端末も検索ワードも然りですが、現在、市場の主権はユーザーに移っています。
サービスや商品の提供者がマーケットをコントロールすることは出来ません。

 ただ、Googleのこのようなデータはとても貴重で、各ジャンルのうち「ディス
ティネーション別」、「旅行形態」という検索ワードランキングは、どこに消費が集まる
かのトレンドに他ならないと思います。特に「旅行形態」では大半が若年層またはお一人
さまの旅行形態という結果です。

 若者が旅行に行かない、というのはもしかしたら思い込みかな?とも考えてしまいます。
7位に「社員旅行」があるのも意外でした。規模の大小はあれ、需要はあるということで
しょうか。

 更に絞ると、都道府県別で検索元が判るはずなので、地域特性に合せた営業も可能です。

 「急上昇」については昨年順位がありませんので、継続性をどう読むか、ということに
なるでしょうか。更に、来年急上昇しそうなワードで待ち構えると格好良いのですが・・・。

 近いところで、年末の総選挙のせいで役所の忘年会や行事のキャンセルが相次いでいます。
公務員の帰省旅行や家族旅行もその影響を受けているかもしれません。しかし、落ち着いた
ら揺り戻しがある、という前提で網を張るのもマーケティングではないでしょうか。

 デジタルも、アナログも予測するのはタダです。 

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2012年12月11日

万里の長城−4 廃業と取消

 アミューズトラベルの件はこれで最後にしたいと思います。

 昨日、ア社廃業の件について書きましたが、本日関連のニュースが入りました。

 観光庁、アミューズトラベルの登録取消へ、行政処分方針固める

 観光庁、というか国交省なのでしょうか、かなりガッツリとやってきたな、と
いう印象です。知っておいたほうが良いかも知れませんので、要点のみ。

 1.ア社は先に12/20付けの自主廃業を届け出ました。観光庁は、その前に
 旅行業登録を取り消したい意向です。取り消し処分を受けると、向こう5年間は
 会社として、また同役員が旅行業の登録が出来なくなります。廃業ですと、別途
 登録の道があるようです。

 2.処分理由の一覧を下にアップします(トラベルビジョン)。複数の違反に対し
 それぞれの罰則(業務停止日数)があり、これらの合計が60日を越えると、登録
 取消になるようです。

無題.png

 6つの項目があります。どれも基本的なこと、あるいはそれ以下の事柄です。
あり得るかも・・・と夢にも肯定しないことです。「他山の石」とし、自らは正しく
業務を行うことです。

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ラベル:廃業と取消
posted by フレームツリー at 11:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 顧客(”答えは現場に”) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月10日

万里の長城−3

 色んなニュースが、日々業界を駆け巡っています。

 少し遅くなりましたが、標記万里の長城の事故については、主催旅行会社が廃業と
いう形で責任を表明しました。

 アミューズトラベルの廃業は、旅行会社の社会的責任について認識を新たにすべき
事例で、別の目線では、登山やトレッキングを、旅行と併せて楽しんでおられた顧客
層は、はて、これからどう旅行したものかと腕組みされているかもしれません。

 ア社は今後、遺族対応を専らとする事になります。

 観光庁からは安全管理について、旅行会社向けのガイドラインが、別途提示される
ことになるでしょう。同時に今回、観光庁側の指導、監督についても、不十分であっ
たと認めたことがニュースに出ています。

 *****以下、FNN(フジニュースネットワーク)より引用******

 観光庁、「アミューズトラベル」への指導体制不十分だったと発表

観光庁は、万里の長城でのツアー事故を起こした「アミューズトラベル」が、以前
にも重大な事故を起こしていたことを受けて実施した内部調査の結果、事故後の指導
体制が不十分であったと発表した。11月3日、万里の長城で日本人観光客3人が死亡
する事故を起こした「アミューズトラベル」は、3年前の2009年にも、北海道のトム
ラウシ山で8人が死亡する事故を起こしている。
そのため観光庁は、北海道の事故後、アミューズ社に対する指導・監督が適切に行わ
れていたかどうか、内部調査を実施した。
その結果、事故が起きてから立ち入り検査までおよそ4カ月かかっていたことや、抜き
打ちでの立ち入り検査を実施していなかったことなど、指導体制が不十分であったと
発表した。(11/30 23:57)

*****************引用以上******************

 新しいガイドラインは、商業ベースより安全に重きを置くことは当然だと思いますが、
内容によっては今後、ツアーの企画や造成にかなりの手間と作業増が生じる可能性があ
ります。

 恐らく、言葉尻ですが、リスク管理とか危機管理という文言ではなく、「安全な旅行
の為に」という前向きな、丸くなった言葉遣いでの業界への指導、ならびにマーケット
への発信がなされるでしょう。

 ここで業界はやはり、安全管理=危機管理という文字変換を常に行う癖を付ける事と、
充分な危機管理のプラットフォームの上に企画、造成、催行される旅行品質の実現が
望まれます。

 旅行商品、業界のクオリティ(≒地位)向上のためにも本件は重要な足懸かりとする
べきだと思います。

 既に旅行各社内では注意喚起がなされているとも思いますが、コンプライアンス、個人
情報取り扱い等に加え、がんじがらめの感も強まります。

 しかし、監督官庁自らを「不十分であった」と認めるレベル、と仮定するならば、業界
からのボトムアップという発想もまた、必要でしょう。

 誰にもできる当たり前の基本動作の継続だと思いますし、来年度以降のパンフレット
にも、安全管理についての記述が「当社の責に因る/因らざる事由」の項に追加される
かもしれません。

 近い将来「登山・トレッキングなら☆☆ツアー!」という鉄板のブランドが生まれれば
良いなと思います。マーケットも待望している筈です。

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