上記は先日オープンした関空のLCC専用ターミナルの記事です(毎日新聞)。
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関西国際空港に先月28日、格安航空会社(LCC)専用の第2ターミナルビル(T2)
がオープンした。建設費約1500億円をかけた優美な第1ターミナルビル(T1)に比
べると、同85億円のT2は、簡素な造りとなった。だが、新関西国際空港会社は、この
T2に社運をかけているという。
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中部国際空港も来年度LCC用ターミナルに着工する計画です(読売新聞)。
中部国際空港、LCC専用ターミナル新設を検討
成田も2014年度ターミナル完成に向け、暫定施設運用開始済み
成田LCC用暫定施設9月供用開始2タミ南側
第2旅客ターミナルビル北側の暫定国内線施設
引用が多くなりました。
LCCについては昨夕もジェットスター・ジャパン(JJP)が国交省より、整備士
の要件につき厳重注意を受け、関空、成田、那覇相互区間で運休や時刻変更が発生して
います。
来年3月末までの予約に関し、結果15,000人の足に影響が出た、といいますから
小さい数ではありません。
冒頭に関空のLCCターミナルのニュースを持ってきたのは、
・暫定ではない本ターミナルが既に完成したこと
・関空会社が「社運を賭け」ているという下り
現在、国内LCCとして話題に上がるのは、ピーチアヴィエーション、ジェット
スター・ジャパン、エアアジア・ジャパンです。
しかし、上記各社がグローバルな定義付けでのLCCの要件を満たして、LCCと
騒がれているものの、格安という業態は以前からありました。
スカイマーク、スターフライヤー、ソラシドエアー(旧スカイネット)、エア・ドゥ。
これらもSFA、レガシーと言われるキャリアの料金体系に大きな影響を与えました。
いずれも発足当時は、色んな問題やトラブルに対応しながら航空会社としての認知を
上げ、旅行会社とも代買の契約やIT座席の仕入れ販売へと、良い関係を築いています。
ここで、新関西国際空港がLCCに「社運」を賭ける意味は何でしょう。
関空は成田や羽田、仁川空港に阻まれ、当初期待されたアジアのハブ空港という位置
付けに届かず、空港使用料、駐機料、離発着料の問題もあり、一時期は閑古鳥の鳴く状況
もありました。
しかしながら今夏にはFEDEXが北太平洋の貨物ハブ空港を関空に指定しました。
仁川空港を退けての指定だった訳で、関空にとって、またアジアのハブ空港を持たない
日本、関西地方にとっても朗報でした。
このまま、一気呵成に乗り入れキャリアと旅客を増やす、その商機をLCCに見出す
ことになる訳です。このところ、関空の貨物では中国、香港方面の利用に不透明感も出
ている為、なおさらかもしれません。
関空、成田、中部の3空港が、資本を投資してまで受け入れの整備を進めるLCCに、
旅行業界は有効な親和性を見出さなければなりません。
スカイマーク、スターフライヤー他の中間キャリアが、LCC方式に倣い、料金競争
に動かざるを得なくなる可能性もあり、或いは漁夫の利を狙えるのか、更に旅行会社と
の関係を深めるのか。
片や、もう明後日で終わりますが、JALが青山のカフェに新型国際線用ボーイング
777-300ER型機シートを持ち込み、ビジネスクラスの食事を提供しています。
「JAL Welcome! New Sky Cafe」
メニューは、JAL国際線ビジネスクラス担当『山田チカラシェフのハンバーグ』
ランチセット 11:00〜15:00 スープ、サラダ、パン、ドリンク付 2,500円
ディナーセット 15:00〜22:00 前菜、スープ、パン付き 2,800円
単品 15:00〜22:00 2,000円
空港のボーディングブリッジ費用もカットするLCC、更なるサービスの充実に走る
FSA。間逆ですが、独自の路線をひた走っているように見えます。
そして、今や世界のLCC数は200を超えています。旅行会社の進む道はいかに。
他人の褌で相撲を取る、真骨頂の見せ所です。
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