旅行会社、株主総会ビジネスに本腰 会場確保や運営など得意分野を展開
今に始まったことではありませんが、5月〜6月は3月決算の会社が株主総会を
開催することからニュースになったかと思います。
旅行業はホテルやバンケット、会場手配に慣れており、株主総会のアウトソース
の受注に馴染むことは確かだと思います。MICEの形態のひとつです。
個人的にも在勤中に関わった事もありますが、その時は会場と音響備品のみの手配
であったと覚えています。
当時から、会場から警備までを丸ごと受注、という理想があり、そのように営業も
していました。
しかし、記事にもあるように、個人株主の個人データを業者に開示することに抵抗
があったり、開催当事者のお家事情を含む総会の議事進行にまで踏み込むことの難しさ
があるのも確かです。
また、旅行会社がMICEを業務として手掛けている事をご存じないケースも、まだ
まだ多いです。まして旅行会社が株主総会の手配や仕切りをするなどと思いもしない方々
も多いでしょう。
ここは地道に啓蒙、価値のカミングアウトを市場に継続的にやって行くしかありません。
調べてみましたら、昨年の東証1、2部とマザーズで3月決算、株主総会を開催した
会社数が約1,700社でした。
規模の大小、株主数の変らないところ、個人が増えてより大きな会場が必要なところ、
様態は様々ですし、荒れ模様のところもあるでしょう。
会場手配だけでは、下手をすれば手数料も入りませんから、備品、音響、照明、案内、
警備、お弁当、お土産、プログラム進行の一切合切をパッケージで請け負い、総額いくら、
という包括的な契約を結ぶ必要があります。
そのためには、主催者の現状を詳細に理解している必要がありますし、痒いところに
手の届くサービスを提案、そして完璧に斡旋をする大仕事になります。
ここまでやれば企業によっては数千万以上の売り上げ規模もあるかもしれません。
セールス前に、株主総会の毎年の開催予算を教えてもらえるか。聞きだせるか?そして
頼んでみようか、と思わせる総会運営のノウハウを披露できるか。
記事中にあるように、総会運営のシステムをITツールとして持っていて、その汎用の
システムを個々の総会用にカスタマイズする売り込み方も、今様で強いかも知れません。
ITの進捗でどんどん狭まる旅行会社の事業領域を、こういった営業で新たに切り拓く
事は、旗手としてやりがいもあり、必要な生き残り策でもあります。
ここはやはり、勉強と営業あるのみです。
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