2013年06月25日

旅行会社、株主総会ビジネスに本腰(6/25 SankeiBizより)

 久々にMICE系のニュースです。

 旅行会社、株主総会ビジネスに本腰 会場確保や運営など得意分野を展開

 今に始まったことではありませんが、5月〜6月は3月決算の会社が株主総会を
開催することからニュースになったかと思います。

 旅行業はホテルやバンケット、会場手配に慣れており、株主総会のアウトソース
の受注に馴染むことは確かだと思います。MICEの形態のひとつです。

 個人的にも在勤中に関わった事もありますが、その時は会場と音響備品のみの手配
であったと覚えています。

 当時から、会場から警備までを丸ごと受注、という理想があり、そのように営業も
していました。

 しかし、記事にもあるように、個人株主の個人データを業者に開示することに抵抗
があったり、開催当事者のお家事情を含む総会の議事進行にまで踏み込むことの難しさ
があるのも確かです。

 また、旅行会社がMICEを業務として手掛けている事をご存じないケースも、まだ
まだ多いです。まして旅行会社が株主総会の手配や仕切りをするなどと思いもしない方々
も多いでしょう。

 ここは地道に啓蒙、価値のカミングアウトを市場に継続的にやって行くしかありません。

 調べてみましたら、昨年の東証1、2部とマザーズで3月決算、株主総会を開催した
会社数が約1,700社でした。

 規模の大小、株主数の変らないところ、個人が増えてより大きな会場が必要なところ、
様態は様々ですし、荒れ模様のところもあるでしょう。

 会場手配だけでは、下手をすれば手数料も入りませんから、備品、音響、照明、案内、
警備、お弁当、お土産、プログラム進行の一切合切をパッケージで請け負い、総額いくら、
という包括的な契約を結ぶ必要があります。

 そのためには、主催者の現状を詳細に理解している必要がありますし、痒いところに
手の届くサービスを提案、そして完璧に斡旋をする大仕事になります。

 ここまでやれば企業によっては数千万以上の売り上げ規模もあるかもしれません。

 セールス前に、株主総会の毎年の開催予算を教えてもらえるか。聞きだせるか?そして
頼んでみようか、と思わせる総会運営のノウハウを披露できるか。

 記事中にあるように、総会運営のシステムをITツールとして持っていて、その汎用の
システムを個々の総会用にカスタマイズする売り込み方も、今様で強いかも知れません。

 ITの進捗でどんどん狭まる旅行会社の事業領域を、こういった営業で新たに切り拓く
事は、旗手としてやりがいもあり、必要な生き残り策でもあります。

 ここはやはり、勉強と営業あるのみです。

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posted by フレームツリー at 13:52| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | MICE営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月30日

ワンワールド、MICE用予約サービス開始、500名以上対象

 久々のMICE関連の記事となります。

 標題は、JALのプレスリリースからご紹介します。

 ワンワールド・アライアンス イベント/コンベンション用予約サービスを開始

 他のアライアンスでこのようなサービスが提供されているのか知りませんが、出る
べくして出てきたサービスです。

 参加者500人以上で、2国以上のロケーションが絡めばサービス提供対象となります。

 大会主催者は大会のHPに、例えばJLをオフィシャルエアラインとして紹介できます。

 その中で参加者はイベント用の安価なレートを利用、座席を確保できるサービスです。

 ワンワールド加盟航空会社利用が条件ではありますが、現在国際会議参加手配を主とし
てきた旅行会社にとっては、看過できない競合サービスですし、専門でなくとも少なから
ずMICE営業経験のある者には「これも直販?」というショックがあります。

 日本においてはインバウンドは、ランド手配やサービスを取り扱えば実績になると思い
ますが、私ならワンワールドのイベント専用サイトの中でホテル予約も取り込むことを考
えますし、ホテルとしても「うちをオフィシャルホテルに」とサイト参加のオファーをする
流れは出てくるのではないでしょうか。

 サービス開始、というニュースですが、デジタルなサービスの中で、各種直販は急速に
進んで行きます。

 まさか無いとは思いますが、アライアンス同士がMICE用のアライアンスを組めば、
MICEの航空予約は寡占が可能です。

 MICEご担当者は、倣うのか、防御するのか、乗っかるのか、一度考えてみると途が
見えてくる可能性もあります。

 あくまでも、自社権益確保ではなく、利用者の利便最優先が囲い込みの妙手です。

 ワンワールドの該当ページです

 oneworld's innovative corporate solutions

 会議主催者には航空券のサービスがついてくるようです。

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posted by フレームツリー at 13:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MICE営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月25日

くまモン

 以前に旅フェア2012の記事で、熊本県広報課のくまモン隊出動スケジュール
をご紹介しました。

 くまモン隊出動スケジュール

 地域振興のためにここまでやるか、というお手本だと思います。

 今回くまモンについて触れるのは、本日から東京メトロの車両がくまモンに
ジャックされるというニュースを見たからです。

 以下、熊本県広報課のメルマガより引用

 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

   東京メトロを「モンジャック」!!
   1月25日(金)から、東京メトロ銀座線と丸ノ内線を「くまモンUラ
  イナー(広告貸切電車)」が走行!各線1編成(6両)の計2編成をくま
  モンがジャックします。車内では、いろんなくまモンがお出迎えし、阿蘇
  の魅力をご紹介します。
   また、東京メトロ丸ノ内線新宿駅には、くまモン巨大ポスターが登場!
  現在、新宿駅メトロプロムナード通路の一角を等身大くまモンと熊本の観
  光名所のポスターが占拠しています。等身大くまモンと並んでみたり、お
  気に入りの観光名所を見つけたりと、楽しみ方はいろいろです。1月25
  日(金)には、このポスター前にくまモンが駆け付けます。
   首都圏の皆さん、この機会に「くまもと」に触れてみませんか。

  ○くまモンUライナー(広告貸切電車)が走行
  期間 平成25年1月25日(金)〜2月8日(金)
  場所 東京メトロ銀座線・丸ノ内線(各1編成(6両))

  ○東京メトロ丸ノ内線新宿駅に等身大「くまモン」ポスターが登場
  期間 平成25年1月21日(月)〜1月27日(日)
  場所 東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナード通路

  画像はこちら
  http://www.facebook.com/kininaru.kumamoto

 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
 引用以上

 誘客、県産品販売の為にキャラクター使用は無料。グッズは全国で販売され、
先日は埼玉のとある駅内のコンビニに「くまモングッズあります」とポスター
が貼られておりびっくり。

 熊本県のDMCとしての役割が全国の地域に刺激を与え、更なる着地型観光、
プロダクツの宣伝に繋がる成功例となれば良いと思います。

 特に昨年観光庁により、「地域限定旅行業」が創設され、第3種旅行業の制限
を一部緩和することで、着地型旅行商品の提供を促進することになっています。

 このことで、営業保証金が3種で300万円だったものが100万円に下がり、
色んな業種からの参入、新規起業で地域興しに絡む旅行会社が増える事も予想さ
れます。

 国内需要に向かった施策もあれば、インバウンド向けに商品造成するという
チャンスも広がってきます。

 くまモンの例を見るにつけ、DMC、着地型の動きから新しいツーリズムが
派生することに期待をしてしまいます。そしてそこで、現存の旅行会社がしっかり
絡んでいくことも期待します。

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posted by フレームツリー at 12:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MICE営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月12日

第22回国際ミーティング・エキスポ(IME2012)

昨日と本日の2日間、有楽町の東京国際フォーラムにて標記のMICE見本市が
開催されています。

 私は行きませんが、法人営業関係の方でお行きになられた方もいらっしゃるで
しょうか。事前登録で入場無料、当日¥1,000とのことです。

 第22回国際ミーティング・エキスポ(IME2012)チラシ

 主催は、観光庁/日本コングレス・コンベンション・ビューロー(JCCB)/日本政府
観光局(JNTO)となっており、企画・運営は日経BP社です。

 旅行会社がMICE営業を推進していることには、こういったイベントの運営自体
を受注したいという思いがあります。

 今回、観光庁や公的機関の主催なので、企画・運営委託業務として入札の公告があり、
日経BP社が落札した経緯でしょう。

 試しに、当日でも事前登録が出来ないか試してみましたら、日経BPや日経ビジネス
オンラインの会員登録者に付与されるID(無料です)でログインが出来ました。

 こうやって会員の利便向上を実感させ、かつ登録を促してデータベースを充実させる
ことで、登録システムも受注の武器にしたと思います。自社メディアで情報の露出に
圧倒的な強みも持っています。

 案件により、集散の交通機関が入札条件にある場合、旅行会社に下請けで見積り依頼
が回って来ることがあります。宿泊も依頼を受けますが、イベント会社が自前で直接の
仕入れをやる場合も多いようです。

 自社でやるより外注の方がクオリティもコストも有利なパーツがあれば、餅は餅屋で
どんどん卸して、プロジェクトを仕切るノウハウが求められます。

 こういった、旅行業界が深く関るイベントを始めとして、広くMICEの仕切りを
旅行会社が請け負い、シェアも上げて行くのが特に法人系の、有効な生き残り策です。
DMCもそのライン上にあります。

 実は話が反れました。

 本イベントの出展者一覧のページがあります。

 来場してみるのも良いのですが、この一覧から参加者名をクリックすると、参加者
の概要や狙いがよくまとめてあるのが判ります。

 イベント会社あり、公共団体あり、財団や組織、会議施設、海外の観光局などが、
自らのアピールをしています。

 「MICE」とひと括りに言うとそれで終わってしまいます。しかし、個々の面々を見て
みると、何がビジネスになりそうで、その為に旅行会社は、誰に協力を求めるべきか、
最大の効果を期待出来るかというヒントが多くあります。

 MICE市場のコンペティターが見えます。直手配の臭いがぷんぷんする出展者も
あります。旅行会社の強みと弱みを整理して、獲得へのシュミレーションも描けるの
ではないでしょうか。一覧を見て、MICE市場に誰が参入しているのかを是非知っ
ておきましょう。

 MICE業者からホテルの手配だけ下請けしても、それ以上ではありません。

 それにしても今回が第22回とは、随分と歴史のある見本市です。

 今回、この見本市情報は観光庁のHPで見つけたのですが、昨日の最新の報道
発表に、「世界に後れをとる取る我が国MICEビジネス」というタイトルで、
会議予告がなされています。

 委員名簿を見ると、官・学・民の顔ぶれです。旅行会社は是非とも、実務でも
イニシアチブを取れるよう頑張って欲しいです。

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posted by フレームツリー at 12:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MICE営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月07日

見本市・展示会データベース

 既に活用されている方も多いかと思いますが、JETROのデータベースです。

 見本市・展示会データベース(J-messe)

 上記は今月以降、欧州各地で開催される見本市・展示会の開催データです。

 サンプルで欧州のみピックアップしましたが、世界各地域、日本国内全てを
網羅しています。

 古い歴史を持つイベントも多く、TV(テクニカル・ビジット)のカテゴリー
分けをしている旅行会社もあると思います。

 MICEの発旅行としては、本邦の業界団体や同業組合が組織内募集をして、
恒例の視察旅行、あるいは展示会出展者としての参加旅行取り扱いがビジネスと
なります。

 業種によりビジネスの動きは違っていて、例えば医学関係の見本市や会議に
なると製薬会社のMRの方が手配を肩代わりされたり、特定の見本市に特化
した旅行会社もあります。

 ただ、参加者も業界や企業のトップであったりしますから、格安の料金勝負
ではないことが多いです。入札の形式を取りつつ、団費の高い業者が落札する
ことも普通にあります。

 法人営業のなかでも取り組み甲斐のある(=面倒)ジャンルですから、営業
に幅を持たせる意味でも、是非トライしてみては如何でしょうか? 法人営業
とはいえ、FITの固まりだったりしますから、知識と、手配のバックヤード
も鍛えられます。

 冒頭のデータですが、既存の旅行発掘ともなりますし、新たな企画提案とし
ても、スマートな訪問理由となるのではないでしょうか。また、ターゲットの
広がりも、ニッチでがっちり、な旅行会社の存在を知ることにもなります。

 MICEついでです。
縁も義理もなく、評価も出来ないのですが、面白そうなセミナー情報を本日見つ
けてしまいました。有料ですが、自己投資も経験です。

 インセンティブトラベルの成功法則語る

 旅行営業の可能性が見えてくるかもしれません。

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posted by フレームツリー at 12:09| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MICE営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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