ゆこゆこネットのゆこゆこ調べ、シニア層国内旅行動向
上記PDFは40・50・60代の男女1,284のサンプルによる動向調査です。
ご存知のゆこゆこネットは、シニア向けの温泉、旅館にシフトした予約サイトです。
この調査でわかること、傾向など店頭営業の観点でをいくつかピックアップしてみます。
いずれも2010年から2012年の3年間の推移、比較となり、複数回答です。
1.リタイア男性の旅行回数が前年+0.9 回と増加
2011年が2.3回→3.2回となりました。更に泊数でみると、3.8泊→5.6泊。
これは団塊の世代の大量退職が始まった2007年から丁度5年を経た2012年の
結果として見るなら、60歳の退職後年金受給開始までの5年間の消費控えが終わった
のかもしれません。シニアマーケットは平均寿命の伸びも考えると当面は好調と言えます。
更に少子化が進めば、孫への支出も旅行その他に回ってくる読みもあるでしょう。
2.旅行の目的として最も多かったのは「温泉やお風呂」の63.9%でした。また、
「名所・街並みの観光」56.9%(前年+7.1 ポイント)や「神社・仏閣・城の観光」
24.4%(前年+3.3 ポイント)
バブルの時代も経験済みのシニアはグルメや豪勢な料理をもはや求めないでしょう。
むしろ安らぎや知見を深めることに重点を置くでしょう。であれば普通の食事で、
平日泊の安い料金で旅行回数や宿泊日数を増やす選択となります。
3.「宿泊予約サイトで予約する」が前年44.7%から50.9%と大きく伸びるも、「宿泊
施設に電話(34.9%)」「旅行会社に電話(10.5%)」「無料旅行専門雑誌の予約セ
ンターに電話(6.7%)」など、電話予約にもシニアの根強いニーズがある
2000年以降にインターネット環境のなかで働いた世代は、ウェブ予約等に抵抗が少
なく、その傾向は更に強まります。決済然り、バーチャルな経済行為という恐怖感も減り、
むしろ電話代を節約でき、情報も納得づくで予約するネット利用にもっとシフトするでし
ょう。
以上がゆこゆこのダイジェストですが、
同行者を見ると、「夫婦」が3割近くを占めます。元気なうちに二人で、というのも、
現役時代はいろんな意味で余裕が無かったものの制約が解かれ、かといってもう若くは
ないという切迫感があるはずです。
そして、宿泊施設もリゾートホテル、ビジネスホテルが増加、旅館は減少傾向ということ。
予約方法は、予約サイトが50%超、ホテルのサイト、ホテルに直接電話が各35%弱。
旅行会社のカウンターは20%で減少傾向、旅行会社のHP、旅行会社店頭は各10%超。
それでも旅行に行くきっかけで最も多かったのは「家族や友達から誘われた」の47.5%、
次いで「今のうちに旅行に行ったり、思い出を作りたい」の45.2%となっています。
今、店頭営業の厳しさが巷間話題となりますが、旅行が人間の欲求に根ざした需要である
ところに、商機はあります。
需要を取り込む手段の一つに店頭があるだけの事と考え、旧来の店頭需要を今後どんな
チャネルに移していくかを整理すれば、旅行業の将来は明るいはずです。
ここも、脳に汗するしかありません。
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