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しかしながら、旅行会社の店頭のなかでも、クルーズ、富裕層に特化した店舗
が販売の大部分を占めている実情もあります。
クルーズ商品の内容、魅力、売り方をいまひとつ掴めずに、かといって販売は
伸ばさなければ、というジレンマもあるかもしれません。
下は、脳科学者の茂木健一郎氏が寄稿した、クルーズ乗船(飛鳥U)の感想文です。
旅行業に従事していると、つい販売手法や予約方法に気が行き、気付きづらい
エッセンスも的確に記述されていると思います。
豪華客船で世界一周旅行 根強い人気の秘密
(茂木健一郎氏 SankeiBiz)
モノの魅力を利用者の目線で分析したものです。是非ご一読下さい。きっと販売の
ヒントに繋がると思います。
クルーズは「高級品」「富裕層向け」といったイメージで捉えられがちですが、商品
自体の特性を把握すれば、まだまだ可能性が広がるはすです。
日本のマーケットでは、言葉の問題などで日本船に人気が集まる傾向はあります。ただ、
外航も、例えばHISは今年コスタ・ビクトリアをチャーター、日本発着のクルーズ商品
を造成するなど、日本人のクルーズに対するハードルを下げる試みをしています。
年齢層もアジアやカリブ海などはファミリー層にも広がりがあり、例えば3泊4日のクル
ーズが$198からスタート、という成熟したマーケットになっています。
日本人でも欧米、アジアの船の出る港までを航空機で往復、現地発着のクルーズに参加
する、フライ&クルーズの利用者も増えています。
旅行者の休暇日程など、ネックになる条件をクリアできれば、あとは背中の一押し、と
いう環境は出来つつあります。
クルーズも「旅行」です。参加者の多くがクルーズをフックに旅行会社に戻ってくる。
そんなシナリオも描けるのではないでしょうか。
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