LCCの業績に絡むニュースとしては第一報かもしれません。
エアアジアと全日空による会社設立は去年の8月。今年の8月に、成田から札幌、
福岡、沖縄に就航、10月にソウル、11月に釜山に就航したばかりです。
初年度黒字を目指して、ロードファクターを80%の目標としていました。
記事のとおり、
8〜11月平均の搭乗率が65・4%で目標(8割)より低いため、経営責任による
辞任という見方には「引責ではない」と否定した。
とありますが、朝日新聞デジタル版では
岩片氏は会見で「(辞任の)背景には業績もある」と話した。
とあります。
いずれにしても、来年8月までの任期途中でCEOを退任というのは、シビアな人事
だと思います。
現状の問題点改善や、先行きの舵取りをより良い方向に持っていくのに、人を替える
必要があるほどの、切迫した事情があったのかと、少々驚きました。
逆に、こういうスピードが必要な時代だと株主からも求められたかもしれません。
中韓問題のあおりを就航当初からまともに受けた、ソウル、釜山線ですが、韓国に
ついてはこれから少しづつ持ち直していく可能性があります。
政権が自民党に戻り、強硬路線で蒸し返しになったり、NHK紅白に韓国のユニット
が出場しないなど、なんとなく自粛、というムードが残る可能性もあります。
少なくとも、日本の衆院選に対する中国、韓国の反応を見ると、インバウンドの回復
には時間が掛かるかもしれません。
LCCも路線を決定する際は、海外からのアウトバウンドを売り上げとして見込む訳
ですから、日本発と訪日の両輪がかみ合う必要があります。
もちろん、国際情勢以外に販売チャネルの問題にも触れてありますから、旅行会社と
の委託販売の検討も進むと思われます。
問題は、販売諸経費を切り詰めてのLCCであるのに、経営上問題が無いのかという
外野からの心配です。ウェブ予約の流れを変えることは出来ませんし、あとはIT席で
商品造成をするしかありません。
他のLCCがどのような状況かは、随時ニュース発表があると思いますが、LCCと
して事業当初の採算性のシュミレーションと巧くマッチしていれば良いなと思います。
旅行業は代理販売業から脱却したいという希望を持っているはずですし、その対応を
練る中でLCCのマーケット規模自体が拡大していけば、手の打ち様はあると思います。
各拠点空港がLCC用ターミナルの準備を進めているのも、期待の現われです。
願わくは、旅行会社も早い段階から、その拡大に関与していたいものです。
にほんブログ村








