LCC春秋航空、成田拠点に国内線参入 来年秋めど
外国の航空会社が日本国内線に参入するという、既存の国内線運航会社にとっては
いやなことだと思います。
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春秋は2010年から上海−茨城線を就航。現在は上海−高松、佐賀の計3国際路線
を運営しているが、LCCの就航が相次ぐ国内線は事業拡大の余地があると判断したと
みられる。春秋は茨城線では片道で最安値4000円で提供するなど“激安”が売り物
で、春秋が参入すれば低価格競争が一層進みそうだ。
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随分前から(具体的には2009年頃から)、オープンスカイ交渉という話題がよく
出ています。
要は、世界各国と航空便の相互乗り入れを自由に決められるように、という動きです。
アメリカで、一社独占の航空会社や路線を排除するために米国運輸省(DOT)が
オープンスカイを推奨、ヨーロッパにも広がった経緯です。
例えば現在、太平洋路線においては、AAとJLのワンワールド、UA(CO)と
NHのスターアライアンス、DLのスカイチームの3つのアライアンスが路線、運航
を3分しています。
本来、米国の反トラスト法(日本の独占禁止法)の規制対象となるアライアンス
形態ですが、相手国とのオープンスカイ協定を結び、フェアな運航条件を前提とする
ことと引き換えに、反トラスト法適用除外の特例としました。
こういったオープンな環境の中、米国にも欧州各国にもLCCが参入、豪州、アジア
に続き、日本の「LCC元年」として、今年ブレイクしたという流れになっています。
昨日は、エアアジアジャパンがアマデウス経由、旅行会社経由の予約が可能となった
件について「良かったです」と書きました。
しかしこの「元年」を、あくまでも「始まりの年」と認識するべきなのでしょう。
旅行会社が絡めるのかどうか、といったドメスティックな自己都合は、それこそ
排除されるだろうという危機感もります。
グローバル化という言葉の意味は、「国境を越えて利益を奪い合う」というのが
シビアですが、正しいです。
恐らく来年以降、航空業界の地殻変動は更に進み、旅行業界がそのスピードに着い
て行けるかどうか不安です。
日本国政府もLCCのシェアを2〜3割に引き上げる、と言っていますから、世界
の情勢、潮流に沿った考えです。
一昨日でしたか、UAのCEOのインタビューがテレビで流れていました。
NHのサービス、ホスピタリティに倣いたい、と、過当競争のアメリカでは消え
去ったレガシーキャリアの品質について語られていました。
顧客のニーズやサービスの価値が、例えばファッションのように流行が巡って、
料金より満足度を優先する時代が再来する可能性はゼロではありません。
しかし、現状と、これから主戦場となるアジア圏でのパイの奪い合いは、LCC
方式に軍配が上がりそうです。
仮に、同じような嗜好に戻ったとしても、螺旋のように前回より利用者の要求
レベルはアップしていきます。
LCCは、普及すれば市場の拡大になりますし、空港も発着地も潤います。同時
に運賃の下落も進みます。
どちらかに舵を切る二者択一か、二兎を追うか、博打ではありませんから、旅行
会社も万全の予想と準備をしなければなりません。
機内食にフライドチキン=日航、日本ケンタッキーと開発
機内食で話題を取ることは良いことで、日本ケンタッキー・フライド・チキンも
売り上げやブランディングに効果があるでしょう。顧客満足や差別化の試行錯誤の
一環だとも思いますが、シビアな効果検証も望まれます。
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