2012年11月21日

女子のひとり旅を考察

 下記ニュースはインターカレッジの学生団体が進めている、女子学生一人旅の応援
の活動です。

 JALが来年3月にフィンランドのヘルシンキに自社便を就航させることと、来る
11月25日に女子大生限定イベント「おしゃれに、かわいく、はじめてひとりたび
〜北欧・フィンランドゆき直行便〜」を開催する学生団体mof.とでコラボ(協賛)の
ニュースになりました。

 トラベルビジョン

 学生団体mof.とは、インターネット環境を活用、イベント企画もやる「旅行研究会」
でしょうか。

 「たびぃじょ」というフリーペーパー兼コンセプトで活動しているようです。
 たびぃじょ

 このHPとイベント告知を見てみると、旅行各社が造成している「女性のひとり旅」
ツアーについて色んな考察が出来るように思います。

 現在、旅行会社がコマーシャルベースに乗る商品としては、富裕OL層、独身OL
向けに、スパやエステ、極上の癒し、といった付加価値を付けた商品が殆どです。

 このサークルの会員の旅行記は、例えば格安航空券のみ購入、現地で宿泊所を探す、
優雅なイメージはないスタイルです。例えばブログカテゴリーでは「女のひとり旅」
ではなく、「放浪旅行」のカテに入ります。或いは、ひとり旅自体に憧れがあり、
それ以上でも以下でもない、というものもあります。

 航空会社や、特別協賛しているフィンランド政府観光局は宣伝になるから良いの
ですが、旅行会社は出る幕がありませんね。この方々がLCCを使えばなおさらです。

 片や、非日常でギアをニュートラルに戻し、心身のトリートメントや充電が目的、
片や日常の先にある精神生活や、自らの知見を広めるための旅のようです。

 ジュリア・ロバーツ主演の「食べて、祈って、恋をして」という映画があります。
原作を読まれた方もいらっしゃるでしょう。

 食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書

 旅すなわち人生、といった、主人公の女性が世界を旅行する中で、盛りだくさんの
出来事に遭遇する物語です。私は劇場で観ましたが、とても贅沢な「自分探しの旅」
でした。

 こうやって書いてみると「旅行」は「旅」をする為の手段であって、目的ではない、
という一面が見えてきます。

 旅行会社も「旅行」は目的とせず、「目的である旅」を創造しなければならない、と
常々考えているはずです。パッケージの造成担当の方は特にそうでしょう。

 逆に、お客様それぞれの目的があるから、フレームだけを提供すれば良い、という
考え方も出来ます。そうすると「売れる」ツアーが出来ます。


 もうひとつ、色んなブログを読む限りですが、コアなひとり旅には、必ず、といって
いい程「出会い」があります。宿泊したホステルで出会ったひとり旅の旅行者、という
のが多いです。街角の子供と目が合った、も出会いです。

 さらに現地の生活に溶け込んだ時の遊離感、初めて接する価値観など、色んな事象を
ジグソーの枠にはめ込むように、旅を纏め上げます。

 偶然を装った、心の琴線に触れる体験や出会い、これをプロデュースすれば、旅行
会社として、このマーケットに参入できるのでしょうか。

 それは、メンタリズムです、的な難易度ですね。またはネトゲ。

 攻略法が分からなくなって来ました。

 当人たちが一人旅をビジネスにするとしたら、どういうアイディアで利益を出そう
と考えるのか聞いてみたいです。

 「治安や安全の保証が無い場所へのご旅行は、お客様ご自身の責任で」という旅行
会社のスタンスも、発想の足枷になります。

 済みません、今回はこれがオチです。継続検討課題とさせてください。

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posted by フレームツリー at 14:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行商品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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