2013年07月29日

エアライン満足度調査2013(エイビーロード)

 エイビーロード調査の全文はこちら(PDF9ページ)

 エアライン満足度調査2013

 まず総合のトップ10を見ると、

 1位(1位) (2位) シンガポール航空
 2位(2位) (1位) エミレーツ航空
 3位(6位) (17位) 日本航空
 4位(11位) (12位) トルコ航空
 5位(3位) (3位) ANA
 6位(17位) (18位) エバー航空
 7位(14位) (7位) カタール航空
 8位 * * エティハド航空
 9位(19位) (11位) KLMオランダ航空
 10位* * ● ピーチ・アビエーション
 ※カッコ内は前年、前々年順位

 以上です。

 特徴としては不動のSQ、EKという並び。

 次いで中東キャリアの躍進。

 そしてLCCであるピーチの10位初登場。しかもLX、TG、AY、CXなどを抑えての
10位です。

 LCCではピーチの他、CX、AFと同点20位に済州航空がランクインしました。

 昨年が日本市場においてはLCC元年というタイミングでしたが、果してこれがベンチマーク
となるのかどうか。

 調査中、LCCに好意的な回答とそうでない回答はほぼ6:4に分かれており、話題性の高さ
がそのまま評価にリンクはしていません。この事は、LCCが単純に前途洋洋という判断にはまだ
なっていない事を現しています。

 全日空がエアアジアと契約を解消したことや、LCCによって業績やポリシーが異なる現実は
いまだ過渡期、模索期にあると理解してよいと思いますし、旅行会社との連携然り、それぞれの
進む道が特色としてあらわれるのはこれからでしょう。


 さて、アンケートのカテゴリー別ですと。1〜3位の上位ランクは以下のようになります。

 機材・設備   1位 SQ/EK(同点)3位EY
 客室乗務員   1位 SQ 2位 EK 3位 JL
 空港内係員   1位 JL 2位 SQ 3位 NH
 機内飲食    1位 SQ 2位 EK 3位 EY
 機内エンタメ  1位 SQ 2位 EK 3位 EY

 機内飲食で日系キャリアが20位に入っていないことに少々驚きました。

 さらに、全カテゴリーを通じて、UA,DL、AAの北米キャリアは一社も20位以内に入
っていません。

 本順位はあくまでも任意抽出の利用者のアンケート結果であり、他にも整備や安全性、会社
ごとの資産内容や収益力、株主への還元力など、様々な指標がありますから一概に優劣は語れ
ません。

 ただ、後にも先にも、狙った市場の消費者の支持を得るための努力を各社行っているわけで、
これは旅行会社にも他の産業にも同様の事が言えます。

 特に、「グローバル」が叫ばれる今日、世界のエアラインとの比較や参考になる支持理由を
こういうデータで参照できることはとても良いことだと思います。 

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posted by フレームツリー at 12:55| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 交通機関(航空、鉄道、バス、船舶) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月22日

主要58社5月取扱状況


 5月の取り扱いは海外旅行は4ヶ月連続の前年割れ、国内旅行は好調です。

 主要旅行業者の旅行取扱状況速報各社別内訳:平成25年5月分(JATA・観光庁)

 以下、JATAのコメントです

 海外旅行は、対前年同月比で93.9%(4ヶ月連続の減少)となった。一部の旅行会社によると、
 中国、韓国方面が引き続き低調とのこと。
 外国人旅行は、対前年同月比で149.7%となった。
 国内旅行は、対前年同月比で105.3%(4ヶ月連続の増加)となった。

 引用以上

 国内、海外、インバウンドの合計で取扱額前年比が101.7%でした。

 特に海外旅行のボリュームの大きいGWに、中韓問題の影響と曜日配列の問題が重なると
マイナス幅も大きくなったと考えられます。

 比較したいのは5月の日本人出国者数ですが、法務局のデータがまだアップされていません。

 個別に見ると、海外旅行で前年をクリアしているのは58社中13社です。逆に国内で前年
を割ったのは15社ですが、ほぼ90%台で踏み止まっています。

 相変わらず外国人旅行者の取り扱いは伸びが大きく、今年の目標1千万人についても、今の
ところ希望が持てそうです。

 アジア各国では、日本からの旅行者が激減した韓国についても発の海外旅行は盛んであり、
ツーリズム全般は好調のように見受けられます。

 ひとつ気になるのは、海外旅行のうち、募集型企画旅行(パッケージ)の取扱額は前年比で
93.3%ですから、海外旅行トータルのマイナスに整合するのですが、人数の前年比となる
と82.1%で落ち幅がほぼ△18%です。

 これが何を意味するのか、断定は出来ませんが、円安で国内旅行に多数がシフトしたと想像
できます。更に中国、韓国という近場の安い単価が、ミドル、ロングの高額方面に移った結果、
落ち幅が縮まったのではないでしょうか。

 いずれにしても旅行会社の砦とも言うべき、募集型企画旅行の取扱人員減は良い傾向では
ありません。

 また、伸びが良いインバウンドですが、取り扱い規模で比較したとき、発旅行が58社計で
1千7百億円超なのに対して、84億円。比率では5%に止まります。

 もともと海外から入ってくる旅行者で、これを利益に絡むように取り扱うことは大変難しい
訳ですが、ざっくり言って今年1千万人のインバウンドを受け入れたとして、人数的にはアウト
バウンド(2千万人)の半分に相当します。

 折角のビジネスチャンスで、しかも旅行客としての来訪です。旅行会社がどのように捕捉
していくのか、もう走りながら考える段階かもしれません。

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posted by フレームツリー at 15:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行業の将来型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月17日

エイビーロード海外旅行調査2013

 エイビーロード・リサーチ・センターが7月8日に開催した、恒例の海外旅行セミナー
のまとめがトラベルビジョンに掲載されています。

 海外旅行市場の新たな動きと対策−エイビーロード海外旅行セミナー

 主に個人マーケットに関する実態と今後の傾向を読む内容となっています。

 詳細は記事をお読みいただくとして、いくつかのポイントをピックアップしてみます。

 (引用)

 国際情勢の影響で全体的に韓国・中国が数を落とし、近距離方面の渡航が減少する中、
関西発の近距離方面への渡航率は前年の52.0%から54.1%と唯一、数値を伸ばした。
森戸氏は「いろいろ要因はあるかもしれないが、(関西の就航が多い)LCCの効果はある
だろう。減少に傾いたかもしれないところ、LCCが食い止めたという要素が見て取れる」
との見解を述べた。

 (引用以上)

 LCC元年といわれた2012年、関空に就航した国際線LCCは現在9社あります。

 関空の公式LCCホームページが立ち上がっており、相当の販売促進効果もあったと
考えられます。

 比べて納得! LCC徹底比較

 今後、コスト的にもLCCの利用が増加することは想定され、他の空港が同様に
LCC誘致と設備を展開して行くと思われます。

 (引用)

 パッケージツアーの利用率は60.4%で、昨年よりも1.2ポイント増の微増。パッケージ
ツアーを選んだ理由としては、「自分で航空券の手配をしなくて済むから」(41.6%)、
「自分で宿泊施設の手配をしなくて済むから」(37.4%)、「旅行内容を自分で企画しな
くてもよいから」(29.5%)という手軽さを理由とする回答が上位3位を占めた。「ツアー
内容に比べ価格が安いから」(18.0%)は8位、「個人で同内容のものを企画して行くより
価格が安いから」(16.0%)は9位で、便利さの方が価格よりも重視されているようだ。

 (引用以上)

 2000年前後から旅行業者が仕込む「格安航空券」が海外旅行に大きな変化をもたらし、
それにつられるように、航空会社の正規割引運賃がWEB直販でスタンダードとなって来ま
した。

 そんな中、パッケージツアーの便利さを維持しつつ、旅行総体での価格競争にチャレンジ
し続けた結果が、消費者の支持を取り戻す数値として現われたと思います。

 更に、旅行客が求めるもののヒントが

 (引用)

 海外旅行をする目的では「おいしいものを食べる」(47.9%)、「名所・旧跡を観光
する」(45.5%)、「街歩きをする」(45.0%)、「ショッピングをする」(42.6%)
が他を圧倒して多く、「これが海外旅行の4大目的。これを達成できる地域が強く、2つ
から3つ持っているとバランスがいい」と森戸氏はいう。

 (引用以上)

 観光をグルメが追い越し、街歩きで現地の生の空気に触れる、ショッピングは鉄板です。

 そんなメリットを、的を外さず盛り込み、かつ押し付けない「技術」がパッケージの更
なる進化を支えるのかもしれません。

 そして

 (引用)

 「住民の力、その土地のアイデンティティ、ライフスタイルが観光資源となっている」

 (引用以上)

 という下りは、発旅行の企画のみならず、本邦へのインバウンドのインフラ作りにも言
えることだと思います。

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posted by フレームツリー at 14:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行業の将来型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月10日

ウェブで検索する「団体旅行」とは

 法人営業、と言ったり、団体旅行と言ったり、いずれも個人旅行に対応する大人数
の旅行の総称だと思います。

 昨今、インターネットの整備によって消費者とサプライヤーが直接の取引をするよう
になった事については、主に個人旅行について顕著であるような印象があります。

 ただ、現実には10〜30名規模の団体旅行は、個人旅行のサイトやホテルまとめ
サイト、旅館・ホテルのホームページで充分に予約対応可能であり、相当数が「団体旅行」
のテリトリーから抜けて行ってしまったとも考えられます。

 海外のパッケージツアーでも線の太いミクロネシアやハワイ他、東南アジアのリゾート
であれば20〜30名規模のウェブ申し込みは珍しくありません。

 これがマーケット(=消費者)の意向だとするなら、意向に沿った販売なり受注方法を
団体分野でも考えなければなりません。

 もちろん、MICEや教育旅行などの大型、高度な複合手配を要する市場ではこの限り
ではありませんが、大きな案件に偏る結果、団体旅行の土台とも言うべき中小の案件を
みすみす見逃す傾向も無いとは言い切れないのではないでしょうか。

 今回、Googleで「団体旅行」と一語で検索をかけてみました。

 ご存知の方はご存知でしょうが、検索に引っ掛かり、表示されるサイトなり旅行会社情報
は、ほぼ1ページ目か2ページ目に表示されなければクリックされる可能性はあまりありません。
ほぼ1ページ目で勝負あり、ということが多いと思います。

 「団体旅行」の検索では、以下の検索結果表示順位となりました。

  1位 団体旅行 - JTB www.jtb.co.jp/b2b/ 
  2位 団体旅行・社員旅行の一括見積りなら[団体旅行ナビ]
     www.dantai-ryokou.com/‎
  3位 H.I.S. | 団体旅行・社員旅行・グループ旅行(海外・国内) 首都圏版
     www.his-j.com/kanto/corp/group/‎
  4位 団体旅行 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/団体旅行
  5位 団体旅行(ツアー) 【近畿日本ツーリスト】meito.knt.co.jp
  6位 団体旅行プラン満載![旅活] www.ian-ryokou.com/‎
  7位 グループ・団体旅行・社員旅行 | 日本旅行 www.nta.co.jp/group/

 と一旦7位までをコピーしました。これらが結果総数197万件の上位7つです。

 実際には検索結果から各URLを開いてもらえれば解るのですが、2位と6位の、
一括見積もりサイトのUI(ユーザーインターフェース)の優れていることに気付
かれると思います。

 トップ画面を見ればどう団体旅行を頼めば良いか、ひと目でわかる作りになっています。
また、2件とも全国の旅行会社を紹介して、一括見積もりを取れる便利なサービスのモデル
です。

 大手のHPでは大規模なネットワークの中から、最寄の営業所を探す導線で終わって
います。終わっていなくとも閲覧者はそれ以上のアクションは起こしにくいと考える
べきでしょう。

 更に「団体旅行 箱根」という複合キーワードで検索をかけてみてください。

 いわゆる大手、中堅の旅行会社は4ページ目の最下位にJTBの個人旅行サイトが表示
されるのみです。つまり検索から漏れてしまいます。

 かわりに旅行会社紹介サイトとウェブ専業サイト、旅館・ホテルのHPがひしめきます。

 もっと知っておかなければならないことは、検索結果ページのトップのスペースに
表示されるのは有料広告スペースに出る3つのサイトだということ。

 この3つが表示されることで、純粋に検索結果1位のJTBのサイトもページの位置的には
4位の下部に現われ、さらに広告3サイト右にはまた別の団体旅行広告(有料)スペースが
色んな旅行会社を表示します。

 顧客がインターネットを活用するということはこういう事です。

 今は、営業所や支店を構えて、営業マンがお伺いします、と謳うHPより、ネット内で完結
するサイトが業績を伸ばしている可能性があります。

 広告スペースではないところに上位表示されるサイトは、サイト自体の評価と、サイト構造
の秀逸さに拠るところが大きいのですが、それと受注はまた別物です。

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